白内障の手術を受ける

体験談

昨年の夏頃から、車の運転をしている時、左目にかすみがかかったような感覚が意識されるようになっていました。
近くの眼科病院を受診したところ、左眼が完全に白内障だという診断を下されました。

矯正しても左眼の視力が0.3くらいしかありません。
断面写真をみると確かに眼の裏側のレンズにあぶく状のにごりがたくさんまとわりついているのがはっきりわかりました。

手術したほうが良いと言われたので、本当はその診断をくだされた病院で手術をしても良かったのですが、地元では眼科といったらここという評判の良い病院で再度検査をしてもらいました。

やはり左眼の白内障が進行していて、乱視も強く、少しだが緑内障もはいっているという診断でした。
これは、もう手術するしか手立てはないということで、この病院で手術を受けることにしました。

手術日は当初1月9日で一泊入院の予定だったのですが、直前になって家人がコロナ陽性になり、私自信は陰性だったのですが、用心のため1か月遅れの2月9日に手術が延期されました。

当日は、娘に病院まで送ってもらい、ひとりで手術の手続きをすませました。
手術直前に、医師の診察を受け、手術前の点眼をすませ、11時~手術が始まりました。

手術用の着衣をつけベッドに完全に仰向けの体制で横たわりました。まぶしいライトで左眼が照らされ、顔には左眼だけ丸く切り抜かれているマスクが粘着テープでしっかり固定され、機械で左目を押し広げたままの状態でした。
麻酔の注射だと思いますが、眼球に直接4か所針を入れられたようです。圧迫感はあるものの痛みといった感じはありません。

手術の開始です。濁ったレンズをきれいな人工のレンズと入れ替えるので、メスで切開したり、レンズの取り出しはめ込みをしているのでしょうが、痛みや圧迫感はなく、なにかごそごそやっているなという感じでした。意識は普段と変わらず通常通りありました。
消毒液が眼から流れる感触があるくらいで、眼自体には全く痛みや圧迫感はありません。

たぶん15分~20分位だったと思います。何の支障もなく痛みもなく無事手術が終わりました。
そのまま、車いすに乗せられ、病室へ連れていかれました。部屋は大部屋で同じ白内障の手術をした人が5人いました。
しばらくして、執刀医の先生がこられ「手術は無事終わりました。具合はどうですか?」言われ、一安心しました。

昼食は、天ぷらのかきあげ、酢の物、お吸い物、まあ病院食としてはよいほうかなと思います。

手術後の注意点としては、本を読んだり、テレビを見るの今まで通りできるのですがしばらくは、洗顔や洗髪が出来ないのがちょっとつらいですね。

その日は23時に就寝。翌朝6時に起きて、点眼をうけ、ペーパータオルで顔をふき、早めの朝食をとりました。

8時過ぎに診察があり、執刀医とは、別の先生の診察をうけ、「左眼の状態はきれいですね」といわれホッとしました。

その後、会計で清算をすませ、家人が迎えに来てくれたので、10時ごろ病院をあとにして11時に自宅に戻りました。

眼鏡をかけたままだとあまり手術前と変わらない見え方なのですが、眼鏡をはずすと、明らかに左眼の見え方がクリアになっていて、視力もあがっているようです。

これで、次回の診察の時に新しい眼鏡に変えれば、完全に両目ともクリアにみえるようになるでしょう。

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